2013年2月

2月19日 人・農地プラン

なんじゃそりゃ?というタイトルですが、要は、集落の農業の未来計画です。
南房総でも過疎化が進み、農業の後継者不足が深刻化しています。
そこで、なんとか美しい農村の保持、持続可能な未来ある農業をと、南房総市の旗揚げの下、地域が一丸となって取り組んでいます。
このプランが完成すれば、南房総市でも2例目となり全国区でも中山間地域のモデルケースとなりうる重要課題です。
それだけ農業の未来に赤信号が点滅しはじめた、ということなのですが、地域の方々、南房総市の協力の下、ありがたいことにこの集落では僕を将来の担い手後継者として位置づけ計画が進んでいます。
農業ではメシが食えない、が合言葉となり若者は都会へ出てサラリーマンになる。宮城でも千葉でも過疎化・農業の高齢化が進むのはあたりまえですよね。
時代に逆行して都会から田舎に来て農業を始めた僕。逆風もいいところです。「なんで田舎にきた?」「農業なんかじゃメシ食えないよ」と耳にタコができるくらい言われたでしょうか。
幸い僕はガンコであまのじゃくなのでブレないしその常識に真っ向勝負します(笑)
以前よりもメディアで農業が取り上げられるようになりましが、一過性の流行ではなく、農業の厳しさ難しさをメディアにはきちんと伝えてほしいと願います。
僕自身、兼業ではなく専業農家として農業を営み、農業や野菜の魅力を都会に向けて発信できる魅力ある農家になりたいと思いますし、そうすることで農業をやりたいと思う若い芽が育ち後継者問題の一筋の光になると思っています。

2月18日

「やまもりカフェ」にてみんなで
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先日、吉祥寺のアンテナショップ「麦わらぼうし」と国立の古民家カフェ「やまもりカフェ」に打ち合わせに行ってきました。当日はいつもお世話になり支援してくださっている南房総市職員4名とNPO法人「1/F計画」2名が同行してくださいました。おかげさまで商談もスムーズに前向きに進みました。
最近こういった商談も増え、販路も拓けてきたのですが、肝心な野菜が出遅れています。6月には畑で西洋野菜の八百屋さんが開けるくらいのイメージで計画進行中ですので、もうしばらくお待ちくださいね♪

2月17日

 現在の宅配セット          キオッジャとプンタレッラ
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気づいたら一ヶ月ぶりの更新になってしまいました、スミマセン・・
この一ヶ月間、畑や野菜にとりたてて変化が少なかったことや、確定申告や補助金の申請書類作成、打ち合わせなどに追われて忙しくしていたのを理由にサボりグセがついてしまいましたね、いけないいけない(>д<;)

1月には積雪や度重なる寒波で葉物野菜のダメージがじわじわと広がり、下旬にはもう全滅かな、とあきらめかけていましたが、2月に入り相変わらずの寒さは続くものの、ぽかぽか陽気も増えてきたおかげか、ココ最近、元気になってきました。野菜の生命力ってすごいなと感心します。べかな、小松菜、チンゲンサイ、コカブなど復活しました。
今が旬の食用菜花も宅配セットに入れています、一足早い南房総の春を感じていただけると嬉しいです。

右の写真は、冬の代表的イタリア野菜ですが、今シーズンは完全に失敗しました。チョイスした畑の土と完全に合わなかったようです・・なんとか数個収穫したうちの一つの写真です。イタリアンレストランからの問い合わせも多くいただき期待に応えたかったのですが、残念です。
反動というわけではないですが、今年から一般野菜より西洋野菜に全力をあげて取り組みます。
宅配セットの中身も次第に西洋野菜づくしになるかもしれません(笑)
ご家庭のゴハンがレストランチックに♪ もちろんレシピ添えで、お楽しみに!


  • 最終更新:2013-04-02 23:01:30

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